tractatus

思考の垂れ流し

人生の選択

人の数だけ物語がある.1ミリとも違わない,他人と全く同じレールの上を歩むなど有り得ない. 今日は何を着ようか,何を食べようか,選択の連続である.その1つ1つの選択が時の流れとして形をつくり,やがて"死"という人生の帰結を我々にもたらすのである. …

天使と悪魔

己の内部に秘めた陰と陽.最近は陰の割合が知らず知らずのうちに多くなってきているように思う. ちょっとした生活の乱れが体調不良へと繋がってしまう.前はそんなことこれっぽっちも有りやしなかったのに.鬼の霍乱,かしら. 心の安寧を図り,何から何ま…

夢から醒めぬ夢

眠気に誘われ目を瞑ると,いつの間にか夢を見ている.そしてそのことに気付くのは大抵,頭と身体が睡魔から解放されたときである. 私は,夢の内容をどれほど細かに覚えているかがまちまちであることと,(よく言われる)夢は現実世界での経験と密接なつなが…

気持ちを前へ,足取りは軽く

桜を愛でる季節がやってきた.道を行く人の多くが薄紅色の花を見,匂いを嗅ぎ,春の訪れを感じることだろう. 春は眠くなりがちだが,気の向くままにごろんと横になれるほどの暇はあまりない.何かと忙しい,新しい生活スタイルの始まりである. ワクワクや…

Thx

ある夏の暑い日,母校の教師は言った.「勉強は自分のためにやるもの.だから感謝の気持ちは要らない」 それを聞いた私の頬をつたった汗が,決して暑さによるものでないのは言うまでもない. 確かに自分の勉強そのものが直接他人の役に立っているとは思えな…

ただいま

人間というのは欲にまみれた動物なんだなあ,と思う. あれを食べたい,あそこへ行きたい,もう少しゆっくりしていたい,等々.何もしたくない,というのもある種の欲と云えるだろう. 朝起きて夜寝るまでの間,当たり前のように幾つもの欲を抱え,またそれ…

非日常を求めて

その日のでゅてぃーに追われる中,非日常に浸りたいと思うことがある.やるべきことから逃れ,非日常の世界へ連れ出してほしいと誰に宛てるでもなく口にすることがある. 非日常と一口に言っても解釈は人の数以上に存在するが,わたくしの場合は読書や旅行が…

言語の人間性

変なタイトルだが,読み終える頃には何となく其の真意を掴めてもらえるように綴りたいと思う. 言語は意思をもたない.確かにそうだ.しかし,文章というのは誰かによって構築されたものであって,誰かの助けなしには生まれることのできないものである.言語…

素直でありたい

自明度の高いものほど気づきにくい,と思う.当たり前であればあるほど其れに意識が向かわないからかしら.聞けば単純で誰でも思いつきそうだけれど「ああそんな発想が…」と驚かされ,また関心が其処へ向かわなかった自分に呆れることが日々数え切れぬほどあ…