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tractatus

思考の垂れ流し

気持ちを前へ,足取りは軽く

桜を愛でる季節がやってきた.道を行く人の多くが薄紅色の花を見,匂いを嗅ぎ,春の訪れを感じることだろう. 春は眠くなりがちだが,気の向くままにごろんと横になれるほどの暇はあまりない.何かと忙しい,新しい生活スタイルの始まりである. ワクワクや…

Thx

ある夏の暑い日,母校の教師は言った.「勉強は自分のためにやるもの.だから感謝の気持ちは要らない」 それを聞いた私の頬をつたった汗が,決して暑さによるものでないのは言うまでもない. 確かに自分の勉強そのものが直接他人の役に立っているとは思えな…

ただいま

人間というのは欲にまみれた動物なんだなあ,と思う. あれを食べたい,あそこへ行きたい,もう少しゆっくりしていたい,等々.何もしたくない,というのもある種の欲と云えるだろう. 朝起きて夜寝るまでの間,当たり前のように幾つもの欲を抱え,またそれ…

非日常を求めて

その日のでゅてぃーに追われる中,非日常に浸りたいと思うことがある.やるべきことから逃れ,非日常の世界へ連れ出してほしいと誰に宛てるでもなく口にすることがある. 非日常と一口に言っても解釈は人の数以上に存在するが,わたくしの場合は読書や旅行が…

言語の人間性

変なタイトルだが,読み終える頃には何となく其の真意を掴めてもらえるように綴りたいと思う. 言語は意思をもたない.確かにそうだ.しかし,文章というのは誰かによって構築されたものであって,誰かの助けなしには生まれることのできないものである.言語…

素直でありたい

自明度の高いものほど気づきにくい,と思う.当たり前であればあるほど其れに意識が向かわないからかしら.聞けば単純で誰でも思いつきそうだけれど「ああそんな発想が…」と驚かされ,また関心が其処へ向かわなかった自分に呆れることが日々数え切れぬほどあ…